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3月 ほけんだより

3月11日はいのちの日

2011年3月11日に発生した東日本大震災では多くの命が失われました。命の尊さを思い、命の大切さを考え震災で学んだことを風化させることなく災害に備えることを目的として「いのちの日」が制定されました。命とは何かを考え、感じてもらうために幼児クラスを対象に保健指導で「いのちのはなし」をしました。いのちの1番最初の大きさをハートの紙に針で穴を開けて示しました。針穴の大きさが1番最初のいのちの大きさであることを教えると、子どもたちは紙を電気にかざしながら、「あった!」「すごくちいさい!」「せんせいもちいさかったの?」と色々な反応をしてくれました。お父さんとお母さんがいてくれたから命があること、お母さんがお腹を痛めながら一生懸命産んでくれたこと、家族に守られながら大きく育つことができたことを話すと、「いつもはありがとうはいってないけど、ありがとうっておもう」「おとうさんにもありがとうっていう」と子どもたちは感謝の気持ちを口にしていました。命をつなぐ話では、食事前に「いただきます」の挨拶をなぜするのか、みんな命を頂いて生きていることを話しました。そして最後に、隣に座っているともだちの心臓の音を聴診器で聴き合いました。「ドクンドクンいってる」「ドーンドーンってたいこみたい」といのちの音を聴き、「ドンドンなってたら、いきてるんだよね」と子どもたちなりにいのちについて理解してくれました。家庭でもぜひ子どもたちが赤ちゃんだった頃の話や、子どもたちが生まれてきたときのお父さんやお母さんの気持ちなどを話してみてください。乳児クラスでは手洗いやトイレの正しい使用方法の話を行っていきます。保健指導の内容で希望があればぜひ看護師または担任にお伝えください。