おたよりinformation

3月 ほけんだより

3月3日は、「みみの日」です。耳は音を聞いたり、体のバランスを感じとったりする大切な器官です。子どもの耳ならではの特徴を知り、耳を守りましょう。

★子どもの耳は中耳炎になりやすい★

中耳は「耳管」という管で、鼻の奥とつながっています。子どもは大人に比べて耳管が短く、傾斜がなだらかなため、鼻の中のウイルスや細菌が耳管を通って中耳に入りやすく、中耳炎を起こしやすいです。

<対策>→鼻水を放っておかない!

鼻水が出ているのを放っておくと、鼻水の中にウイルスや細菌が繁殖し、中耳炎の原因となります。鼻水が多い時、何日も続いている時は病院を受診するか、鼻吸い器などで鼻水を吸ってあげましょう。

★子どもの耳は耳掃除が大変★

子どもの耳の穴は小さく、中が見えづらいため、耳掃除が難しいです。また、耳の中の皮膚は敏感なため、子どもが嫌がって動いた際に耳の中を傷つけてしまう可能性があります。

<対策>→困ったら耳鼻咽喉科に相談しましょう!

普段の耳のケアは、お風呂上り等に耳の穴の入り口を綿棒で拭うだけでも大丈夫です。綿棒を奥まで入れてしまうと耳垢を押し込んでしまいます。耳垢が溜まっているのに、耳掃除が難しい場合は耳鼻咽喉科に相談してみましょう。