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ほけんだより 2022年8月

真夏の日差しが園庭を照りつけ、もうしばらくの間、暑さとのお付き合いが続きそうです。夏特有の感染症が流行りつつありますが、たくさん遊んで、いっぱい食べて、しっかり休息を取りながら、体調の変化に気をつけて暑い夏を元気に過ごしましょう。

○~室温と冷房について~○

子どもは体温調整が未熟のため、室温の管理が重要です。暑さが増し、エアコンを使用する時間が増えていると思います。熱中症予防として、暑さを避けることはとても大切なことですが、必要以上に冷やすことは体にとって負担になります。また、冷房の使用を過度に我慢することも体調を崩す要因になりますのでご注意ください。

室温…環境省は2628℃を推奨しています。室温を見つつ、エアコンなどを使用し、適切な温度に保つようにしましょう。

冷房…冷房はその設定温度が必ずしも室温になるというわけではなく、あくまで目安です。時間帯や日差しなどの環境因子を考慮し、設定温度を決定する必要があります。また、冷房の風に直接あたるのも、体にとっては負担になるため、扇風機やサーキュレーターを使用し冷房の風が直接当たらないようにしましょう。室温を下げ過ぎると、外気との差が大きくなり体に負担がかかるので下げすぎないようにしましょう。

○こまめに水分補給を

乳幼児の体は70-80%を水分が占めていますが、汗をかいて体温調節をしたり、尿として出したりして失われていきます。室内で過ごす場合は、屋外にいる時に比べて、日差しを浴びたり、汗をかいたりすることが少ないため、喉の渇きを感じにくいことがあります。しかし、遊びや作業に集中していると、知らずに体の水分を失っていきます。喉が渇いてなくても、時間を決めるなどして、こまめに水分補給をしましょう。

こまめな水分補給は、一度にたくさん飲むことではなく、汗をかく前や起床時・就寝前・遊びの前後・おふろの前後などに、コップ1杯を目安に飲むと良いそうです