おたよりinformation

2022年度6月 給食だより

梅雨の季節になりました!この時季に梅の実が熟すことから『梅雨』とよばれるようになったそうですが、最近は夏の気配も感じられる気候になってきました。季節の変わり目で体力が落ちやすく、なんとなく気持ちもどんよりしてしまいますが、子どもたちが元気いっぱいに過ごせるように、たくさんの“美味しい”が聞けるような給食作りを心掛けたいと思います。

今年度のゆらりん東品川保育園の野菜栽培、第一弾は『きゅうり』です!

プランターに苗を植えて、いるか組の子どもたちが毎日水やりをして育てています。野菜栽培は、「見る」「触れる」「食べる」等、たくさんの楽しみが詰まった食育活動で、子どもたちにも良い影響を与えます!野菜栽培を通して得られることはなにがあるのか、お話ししていきます。

水やり

野菜が育つ過程を見ることは、大事な食育活動のひとつです!『自分たちで育てた』という実感を得るためにも、水やりは積極的に子どもたちにお願いしています。日に日に大きくなる様子に、『水をあげると大きくなる』という生物の成長の気付きが得られます!

収穫

収穫は実際に野菜に触れられる素敵な機会です。普段食べている野菜の姿や感触、色などをじっくり観察し、育ちを目で見られます。第一弾のきゅうりは先生と一緒にハサミを使って収穫する予定です!「どんな色?」「大きさは?」「つるつるしているね」など、言葉掛けを行いながら収穫を楽しみます!

いのちの大切さを学ぶ

自分たちで水をやり、育てる事で、水をやると育つし、やらなければ育たない。その経験が『食べ物も生きている』という事を学ぶきっかけとなり、いのちの大切さを野菜栽培を通して知る事ができます。給食で育てた野菜が目の前に出てくる事で得る実感と自分が育てたという経験は、子どもたちの心にしっかり響きます。そして、野菜への愛着がわいて食の進みが良くなるという効果も期待できます!

栽培を通して培われるもの

興味・関心の熱意や着眼点が多岐にわたり、職員の手伝いを行う事で自信や助け合い、思いやり、自主性を。植物のある環境下では実物を確かめる事で動植物への対応力や知識が増え、集団行動で興味を共有できる友だちとの仲間意識が生まれ、規範意識が育ちます。気持ちや情報を伝える為に多くの言葉を用いる等、語彙力形成の要因とも成り得る要素もあると最近の研究結果で報告されています!