おたよりinformation

10月の給食だより

最近は少しづつ涼しくなってきて、昼間でも過ごしやすい日々が増えてきましたね。
夕方も日が落ちるのが早くなり、お家で過ごす時間が長くなってくるのではないでしょうか。
秋は、「食欲のあき」と言われるように、美味しい食材がたくさんです。
新米でおにぎりを作ったり、たくさんのきのこをちぎってソテーにしてみたり、子どもたちと一緒にクッキングをして秋の夜長を楽しめそうですね^^♪

★安心感を与える事が大切です★

たくさんの保護者の方が一度は悩んだことがあると思う「偏食」。
偏食をする子にはそれぞれに理由があります。大人はそれを知ろうとする気持ちや姿勢がとても重要になります。
大人の側からすると、「白いごはんしか食べない」、「野菜だけ吐き出す」、「魚は嫌い」、「お肉ばかり食べる」、「お菓子は食べるのに食事はほとんど食べない」などたくさんの思いがありますよね。
しかしこどもの側からすると、「食べたことがない」、「ママがいない」、「いつもと味が違う」、「うまく噛めない」、「無理に食べさせられたことがある」などそれぞれの理由があります。
その食物に対する記憶が、不安・緊張・おそれなどと重なって感じられてしまうのです。
何でも食べる元気な子を願う力が強すぎると、「こどもの育つ今」を見過ごすことになってしまいます。なぜ偏食してしまうのかは、子どもの年齢・親子の関係・経験の幅・生活環境・食事環境など様々な要素を丁寧に考えることが求められます。
本来は食事を前にすれば、「おいしそう」、「食べてみたい」と好奇心と意欲に駆られて、仲間と一緒に食べてみたい気持ちが膨らむものです。そうした意欲などは心が開いていないと食べる意欲が生まれないのです。
1・2歳の時は味・におい・口の中の感触・歯ごたえなど、食べ物への経験の幅が狭いと偏食の反応を示します。3歳になると、「嫌」の意思をはっきり示します。ここで無理に食べさせると嫌な体験が刷り込まれてしまうので、少し食べただけでも褒めてあげたり、口から出しても怒らないことで安心感が生まれます。
4・5歳になると「これ初めて食べた」、「食べてみたけど、変な味だった」、「少しだけなら食べられる」など大人や友達との言葉のやり取りのなかで食べ物への印象が生まれてきます。
大事なことは、子どもが安心できる関係・環境を作ることです。
そうすればこの人と食べるなら試してみようの気持ちがわいてきます。
それには大人の側が「食べること大好き」の行動を示すことが大切です。
保育園でも、入園してすぐのころは慣れなくてご飯が進まなかった子も、お友だちや保育者とのあいだに安心感が生まれ今では少し苦手なものでもチャレンジしてみる子がたくさんいるんですよ^^

10月1日は何の日?

今年の十五夜は10月1日です。
子どもたちと一緒にお団子を作るのも楽しいですが、今年の十五夜は親子でわらべ歌で手遊びを楽しんでみてはいかがですか^^
「十五夜さんのもちつき」はおもちをつく人が一定のリズムで手拍子を打ち、その合間に手を差し入れるという遊びです。
手をたたく音やリズムが楽しめるので、ぜひ遊んでみてください^^

10月15日はキノコの日!!

10月はきのこが旬で需要が高まる時期であることから、1995年に日本特用林産振興会がこの月の中日を「きのこの日」に制定しました。
きのこに関する知識や調理法などが、この時期はたくさんPRされているので、炒めても、ごはんと炊き込んでも、煮込み料理にしてもおいしいきのこ!
ぜひたくさん活用してみてください。

★朝食にもおやつにもOK!「おかず蒸しパン」★

<材料:3歳児の1人分>

・ホットケーキ粉・・・・・20g
・にんじん・・・・・・・・・5g
・ピーマン・・・・・・・・・3g
・ハム・・・・・・・・・・・7g
・塩・・・・・・・・・・0.1g
・牛乳・・・・・・・・・・20g

混ぜて、カップに入れて蒸すだけ!焼いてもおいしいかも!?
野菜も入っているので朝食にもピッタリです!保育園でもみんなよく食べていました^^

<作り方>

1.にんじん、ピーマン、ハムは粗みじん切りにする。
2.ホットケーキ粉、塩、牛乳をよく混ぜ、1も加えてよく混ぜる。
3.カップに入れ蒸し器で12分ほど蒸せば完成。
※具材は何でもOK!好きな具材を入れて作ってみて下さい♪