おたよりinformation

保健だより 2020年11月

気温もぐんと下がり肌寒い季節となりましたね。
鼻水や、咳の出ているお子様も増えてきたように思います。
しっかりと体を動かし体力をつけ、美味しい食事を3食しっかりと食べ、風邪に負けない体づくりをしましょう。

鼻水のおはなし

季節の変わり目やアレルギーなどにより、子どもは鼻水が出やすくなります。
鼻水の他に、発熱、喉の痛み、食欲不振、黄色や緑色の粘り気のある鼻水が続くなどの症状があれば病院で診てもらいましょう。

どうして鼻水が出る

鼻水は体を守るために必要なもので、鼻や喉に付いたウイルスを排除するために出るものです。
また、炎症を起こした鼻の粘膜を守る役目もあります。

小さい子はこまめに吸い取って

まだじょうずに鼻をかめない子は、ティッシュでこまめに拭いてあげたり、鼻水吸引器などを使って吸い取ってあげたりしましょう。
また、頻繁に鼻水を拭いていると、鼻の下の皮膚が赤くただれてくるので、その場合は炎症を抑える軟膏を塗ってあげましょう。

鼻がかめるようになったら

自分で鼻をかめるようになってきたら、片方ずつ、軽くかむように習慣付けましょう。
強くかむと、耳を痛めてしまったり、炎症がひどくなったりすることがあります。
また、鼻が詰まっていて鼻水が出ない時は、水分をこまめにとり、部屋の湿度を調節しましょう。

この時期は薄着の服装で

肌寒く感じる朝が増え、ついつい子どもに厚着をさせたくなります。
しかし、本格的な寒さを迎える前のこの時期に薄着の習慣を付けておけば、かぜを引きにくい体になります。
外気を肌で直接感じることで自律神経が整い、病気への抵抗力が高まるからです。
“大人より1枚少なめ”を目安に、薄手の衣服を重ねるなどして、じょうずな体温調節を行いましょう。

肥満になるとどのような事が起こるのでしょうか?

・糖尿病や高血圧、高脂血症などの生活習慣病になる危険性が高くなる
・大人になってから糖尿病にかかるリスクが上がる
・小児期の肥満は死亡リスクを高める
・運動能力を低下させる
・心臓への負担がかかる
・ひざ・腰への負担がかかる
・睡眠時無呼吸症候群になる可能性が高まる

★肥満にならない為に★

1、ゆっくりよくかんで食べる
2、朝ご飯は必ず食べる
3、好き嫌いをなくす
4、おやつを食べ過ぎない
5、運動をする
6、生活リズムを崩さない

子どもの肥満の約70%は成人肥満になると言われています。
最近では動物性脂肪の多い食事やコンビニでいつでもお菓子やジュースが買える環境も原因の一つです。
食事の時間以外の間食は控え、適度な運動を行いましょう。