10月の給食だより

新年度が始まって早半年が経ち、あっという間に10月になりました。秋は食欲の秋、読書の秋、スポーツの秋、実りの秋など楽しみの多い季節ですね。まだまだ新型コロナウイルスが予断を許さない状況ですが、よく食べ、よく遊んで元気に過ごしてもらいたいです。

みんなで食事を楽しみましょう

近年、「核家族化」やライフスタイルの多様化により、家族がそろって食事をする「団らん」の機会が減り、食生活も多様化しています。一人で食事をする「孤食」や、家族がそれぞれ別々のものを食べる「個食」が増え、家族で生活リズムを共有することが難しくなっているようです。内閣府の「食育の現状と意識に関する調査」によると、家族と一緒に食べる頻度について、「ほとんど食べない」と答えた者の割合は、朝食は25.5％、夕食も8.8％と、家族そろって食卓を囲む機会が少なくなっています。しかし、食卓は単に「食事の場」だけではなく、大切な「コミュニケーションの場」でもあります。また、家族や友人と食事を共にすることで、食事マナーの学習や、食事への関心が高まり好き嫌いの改善にもつながります。今年の「食欲の秋」は、旬の食材を楽しむだけではなく、ご家族や友人との「共食」も楽しんでみていただきたいです。

１０月といえばハロウィン。起源はどこから？

10月31日は「ハロウィン」ですね。最近は日本でもクリスマスと同様楽しいイベントとして発展し、定着しています。元々は、古代ヨーロッパに広く住んでいたといわれる古代ケルト人が行っていた収穫を祝うお祭りが起源だと言われています。「ハロウィン」と言えば、かぼちゃをくり抜いて作られた「ジャック・オー・ランタン」が有名です。そんなかぼちゃですが、代表的な緑黄色野菜の一つで、抗酸化作用による疲労回復効果や免疫力を強化する効果が期待できます。ハロウィンのお話と共にご家族でかぼちゃを召し上がってはいかがでしょう？

かぼちゃの簡単スープ

【材料】冷凍かぼちゃ　　200g

牛乳　　　　　　マグカップ1杯（200cc程度）

無糖ヨーグルト　大さじ2

【作り方】

１．冷凍かぼちゃを耐熱容器に入れ、解凍する（600Wで4分目安）

２．皮の部分を包丁などで薄くそぎ取る。

３．熱いうちにマッシャーでつぶす。

４．３に必要に応じて調味料で味付けし、牛乳を加えて温めてよく混ぜる。（600Wで1分程度）

５．無糖ヨーグルトを加えて混ぜて出来上がり。