2022年12月

強い日差しの中、汗をかきながら外で元気いっぱい遊んでいたのがついこの間のようですが、あっという間に　１２月を迎えました。1年の良い締めくくりが出来るよう、最後まで怪我なく、元気に過ごしましょう。

朝ごはん食べていますか？　～朝ごはんは体と脳のめざまし時計～

１２月はクリスマスや年末で楽しいことが目白押し。ごちそうを食べる機会が増え、夜更かしをして生活リズムが崩れやすくなってしまう時期だと思います。そうすると、朝ごはんを抜いてしまう人もいると思いますが、皆さんは毎日しっかりと朝ごはんを食べていますか？先日、朝ごはんについて興味深い情報を得たので、皆さんにもご紹介したいと思います。

実は私たちの体には、時間を刻む「時計遺伝子」と言うものが存在します。この時計遺伝子は1日を約25時間と認識しています。実際の時間は1日24時間ですから、この1時間の差を修正する必要があります。そこで大きな役割を担っているのが朝ごはんなのです。朝ごはんを食べることでまだ夜だと思っている体に朝が来たことを知らせて、おやすみモードから活動モードへと体を起こしてくれます。反対に朝ごはんを抜いてしまうと、体は朝が来たことを認識できず、おやすみモードのままで日中の活動に集中できなくなってしまうのです。また、とある研究によると朝ごはんを食べる人とそうではない人とでは、学校の成績や年収に差が生まれるということが分かったそうです。

朝ごはんの献立のポイント

朝は時間がなく、ゆっくり時間をかけてご飯を作る時間がないと思います。固定の献立を数パターン考えてローテーションすると、食材の買い出しや、調理の負担を軽くすることができます。

手軽でおすすめの献立（一例）

＜おにぎり＞

体と脳のエネルギーにはごはんやパンなどの炭水化物が必要です。片手で手軽に食べられるおにぎりはふりかけや具を変えれば飽きずに食べられます。

＜フルーツヨーグルト＞

成長の最中であるこの時期はカルシウムやたんぱく質も重要な栄養素の1つです。それらが摂取できるヨーグルトは朝ごはんに取り入れて欲しい食材です。小分けになっているパックを使えば、お皿に出す必要もなく時短ができます。

★朝ごはんの重要性がお分かり頂けたでしょうか。毎日を元気に過ごすためにも、朝ごはんは体と脳のめざまし時計【めざましごはん】を合言葉に、朝ごはんを食べて1日をスタートさせましょう。