おたよりinformation

2022年3月

日差しが温かく感じられる季節です。早いもので今年度も最後の月になりました。クラスでの食事の様子や食育活動に参加する姿に一年間の成長を感じています。給食の先生を見かけると笑顔で食べ物を話題に話しかけてくれたり、「○○美味しかったよ!」と感想を伝えてくれたりして子どもたちの方からもコミュニケーションをとってくれることがとてもうれしかったです。これからも美味しく安心・安全な給食の提供と、様々な食育活動で子どもたちの笑顔を育んでいきます。

 

家庭と共に食育を!

今年度も給食だよりで、ご家庭でもしていただける食育として姿勢の話、噛むことの大切さ、食具の持ち方・使い方、三食食品群の話やラップおにぎり作りなどを掲載してきました。保育園では、食事の時間も大切な食育の場として子どもたちの食の力を育めるように取り組んでいますが、表情の見えない中では保育士の創意工夫があっても伝わらない部分があったように感じました。そんなコロナ禍において、ご家庭での食事の時間は大人の表情や口を見ることのできる貴重な時間として、美味しいを表情で伝えたり、口の動きを見せたりして頂きたいと思います。また、保育園で体験した食育の話をすることも子どもたちには大事な振り返りの時間になります。

食育は家庭と保育園の両方での学びがあってこそ子どもたちの身になると思っていますので、今後も給食だよりや掲示による食育の情報や子どもからの体験談を参考にしていってほしいです。

 

ごはんの時間にメリハリを!

食事の時間が遊びの時間とつながってしまう事がありませんか?気持ちが切り替わらないままだと食事に集中できず余計に時間がかかったり食べ残しに繋がることもあります。オモチャを片付けてから手を洗ってしっかり切り替える事と、お皿を運んだり食具を並べたりといった簡単なお手伝いをしてもらう事も遊びから食事への切り替えに繋がります。お片付けや手洗いは「~してほしい」より「~できるかな?」と目標を持たせ、出来た時の達成感を味わえるとやる気にも繋がります。食事でも、一口食べれたから二口、三口、完食と目標を持たせると食べムラのある子の意欲にも繋がります。達成できた時にはたくさん褒めて満足感も味わわせましょう。