おたよりinformation
2021年12月
あっいう間に月日が経ち、今年も残すところ1ヶ月となりました。子どもたちは寒さに負けず、元気に遊んでいますが、せきの風邪、お腹の風邪がはやりやすい時期になってきました。年末年始で慌ただしい時期と重なりますが、「備えれば、憂いなし」。規則正しい生活で体を守りましょう。
冬場に多いおう吐・下痢
この時期、気をつけたいのが「ウイルス性胃腸炎」。ノロウイルス、ロタウイルスなどに感染すると、おう吐と水のようなひどい下痢が起こります。高熱はあまり出ませんが、おう吐や下痢で体内の水分が失われ、脱水症状になると危険です。何よりもまず水分補給を心がけ、安静にして過ごしましょう。
おう吐・下痢のケア
・子ども用イオン飲料や湯冷ましを少しずつ、こまめに与える
・おしりはこすらずにお湯で洗い、タオルで軽く押さえて水分をふきとる
これってOK? 下痢のときの食事
下痢のときは、脱水状態にならないよう水分補給が大切。また、胃腸に負担の少ない食事をとりましょう。
〇お勧め
リンゴのすりおろし:整腸作用があるので、すりおろしや搾り汁を。
おかゆ、おじや:整腸作用があるので、症状が落ち着くまでは続けましょう。
やわらかく煮た野菜スープ:消化がよくなり、水分補給にもなります。
×避けたい物
柑橘類:腸を刺激して下痢を悪化させるので避けましょう。
パン、バター、チーズなど:脂肪を多く含み、腸に負担をかけるのでNGです。
生野菜・繊維の多い野菜:消化によくなく、下痢を悪化させるため避けましょう。
冬の肌荒れ対策
空気が乾燥する冬はお肌も乾燥する季節です。子どもは大人に比べて皮脂腺が未熟なため、肌のうるおいを保つ皮脂の分泌が少ない状態で、基本的に乾燥肌であるといわれています。ご自宅で登園前や入浴後に保湿クリームを塗るなど朝と夜のスキンケアを行って頂きお子さんのデリケートな肌を守りましょう。