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園だより 2021年12月

スーパーやホームセンターの店頭は、クリスマスを通り越してすでにお正月飾りで彩られています。季節の移り変わりの早さに気持ちがついていかないのは大人だけでしょうか?

先日、図鑑を数冊園で購入し、そっと幼児クラスに置いてみました。少し前に学童クラブにお邪魔したときに、子どもたちが図鑑の周りを囲み、真剣なまなざしで見ていました。その後学童の先生に貸してもらったようで、自分のクラスに持ってきて、とても大切に扱い、大切にみんなで見ていたことがきっかけです。

ある日お部屋の前を何気なく通ったところ、「あ!園長先生!ちょっと来て!」と手を引き本棚の前に連れていってくれたクラスがありました。「園長先生、図鑑買ってくれてありがとう!」担任から特に何かを言われたわけでは無いようで、提供したものに興味を示してくれたことはもちろんのこと「ありがとう」が自然に出てくる優しい気持ちが育ってくれたことがとても嬉しく、思わず目頭が熱くなる思いでした。どのクラスの子どもたちにも『知りたい!』『やってみたい!』興味を持ったことを深く追求していける心に寄り添う保育を大切にしていきたいと改めて感じました。

年末にかけ、何かとせわしなくなってきます。保育園の出入り口は足場もかかっており見通しが悪くなっています。急いで通る自転車にひかれないように、また、日が暮れるのも早くなりました。道路を渡るときなども、青信号に油断せず、左右を見てから渡るなど、健康管理以外にも気を付けて、元気にお正月を迎えられるようにしたいですね。